おじぎしてトントン

映画、温泉、思ったこと、思い出せなくなるあれこれ

ずれ体内時計

今日は確実に金曜日の気分だった
金曜日の気分で木曜日だととてもつらい

日記のタイトルを書いてたら
胎内巡りという真っ暗な道を歩いて光(出口)をめざす、お寺にたまにある体験のことを思い出した
なんとまぁ芸のない脳回路だこと

たった一度、鮮明に覚えてる胎内巡りがある
京都の清水寺
気になるあの子を誘って初めてのデート
行ったことない清水寺や京都の町並み
近いようで遠い、でも隣を歩く 気になるその子
冬の、とても寒い京都だったと思う
何の気なしに歩いていると現れた胎内巡り
暗闇に続く謎の階段に妙に興奮した僕は、彼女をその謎に誘った

一寸先は闇、まったくなにも見えない
すぐ後ろから聞こえる声
好奇心と不安と、勇気と下心で暗闇の手を取った
小説の読み過ぎ
シチュエーションに酔いすぎ
でも確かに、まっくらな胎内でその手は握り返した

甘酸っぱい京都の冬

やけに光る思い出が今日も僕を生かします